フランスの病院、医院による医療費の違い

フランスの病院、医院の違いによる医療費

フランスでは病院、医院により医療費に違いがあるのをご存知でしょうか。フランスの病院、医院は次の3つに分けることができます。3つの違いを説明すると同時にセキュリテーソーシャル(SS)からどの程度、医療費の払い戻しがあるか例を挙げて説明します。

1 医療費固定SS承認病院、医院
この医療費固定SS承認病院、医院はSSが承認している病院、医院です。これらの病院、医院はSSが決めた医療報酬のみ患者から徴収します。 この医療費固定SS承認病院、医院は残念ながらParis近郊では少数派になっています。
払い戻しの例
一般医の場合、1回の診察料は20EurosでSSからの払い戻しは70%の14Euros。自己負担は6Euors。
特別医の場合、1回の診察料は23EuorsでSSからの払い戻しは70%の16.1Euros。 自己負担は6.9Euros。

2 医療費自由設定SS承認病院、医院
この医療費自由設定SS承認病院、医院はSSが承認している病院、医院です。これらの病院、医院はSSが決めた医療報酬に各病院、医院が決めた報酬をプラスして患者から徴収します。報酬は病院、医院により非常な差があり一般医で徴収額が40Eurosの病院もあれば100Euros以上徴収する所もあります。この医療費自由設定SS承認病院、医院は病院、医院が国に対して申請を行い国からの認可が必要です。
払い戻しの例
一般医の場合、1回の診察料で40Euros徴収されたとするとSSからの払い戻しは14Euros。自己負担は24Euors。
特別医の場合、1回の診察料で60Euros徴収されたとするとSSからの払い戻しは16.1Euros。 自己負担は43.9Euros。

3 SS非承認病院、医院
SS非承認病院、医院はフランスのSSから承認されていない病院、医院です。その為、医療費は各病院、医院が決定しています。SSからの払い戻しはほとんどありません。Parisの近くで日本の方々が良く利用されるアメリカンホスピタルがこれに当たります。
払い戻しの例
一般医の場合、1回の診察料で60Euros徴収されたとするとSSからの払い戻しは0.61Euros。自己負担は59.39Euors。
特別医の場合、1回の診察料で80Euros徴収されたとするとSSからの払い戻しは1.22Euros。 自己負担は78.78Euros。

このように医療費自由設定SS承認病院、医院またはSS非承認病院、医院に掛ると自己負担が大きくなってしまいます。その為、個人でミュチュエルに加入されたり会社が福利厚生の一環としてミュチュエルに従業員を加入させているのです。

SS非承認病院内のお医者さまだといってもそのお医者さまがSS非承認医とは限りません。医療費自由設定SS承認医である場合もあります。通常は医院内、待合室などに書かれていますがお医者さまに質問すれば教えていただけます。

* 上記計算は2004年の資料を元に作成

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